外壁塗装の費用相場は、建物の大きさや使用する塗料の種類、塗装の目的などによって異なりますが、一般的な目安を以下にご紹介します。
1.外壁塗装の費用相場
外壁塗装の費用は、主に以下の要素で決まります。
- 塗装面積(㎡):建物の外壁面積。家の広さによって大きく異なります。
- 塗料の種類:使用する塗料によって価格が異なり、一般的にグレードが高い塗料ほど長持ちしますが、その分費用も高くなります。
- 施工業者:大手、地域密着型、職人個人など、依頼する業者によっても価格が変わります。
【一般的な費用相場(30坪、100㎡の建物の場合)】 - アクリル塗料:60〜80万円(耐用年数:5〜7年)
- ウレタン塗料:70〜100万円(耐用年数:8〜10年)
- シリコン塗料:80〜120万円(耐用年数:10〜15年)
- フッ素塗料:120〜150万円(耐用年数:15〜20年)
- 無機塗料:150〜200万円(耐用年数:20年以上)
耐用年数が長い塗料は初期費用が高い傾向にありますが、長期的なメンテナンスの頻度が減るため、トータルコストが抑えられることもあります。
2.塗料による価格差と特徴

塗料にはアクリル、ウレタン、シリコン、フッ素、無機などの種類があり、それぞれの特徴と価格が異なります。
- アクリル塗料
最も低価格ですが、耐久性は低く、短期間での再塗装が必要になる場合があります。 - ウレタン塗料
柔軟性があり、木材などにも適しています。価格と耐久性のバランスが取れています。 - シリコン塗料
コストパフォーマンスが高く、一般住宅に多く用いられる塗料。耐久性が高く、人気があります。 - フッ素塗料
耐久性が非常に高く、雨風や紫外線に強いため、長持ちします。価格は高めです。 - 無機塗料
最も耐久性が高く、紫外線にも強いため、20年以上の寿命が期待できる塗料です。非常に高価です。
3.付帯部の塗装費用

外壁以外に、屋根、軒天、雨樋、鉄部、ベランダなどの付帯部分も一緒に塗装する場合、追加で費用がかかります。
- 屋根塗装:20〜40万円(塗料による)
- 軒天・破風板:5〜10万円
- 雨樋:3〜5万円
- 鉄部(手すり・ベランダなど):5〜10万円
4.塗装の工程と人件費
塗装工事には「足場設置」「高圧洗浄」「下地処理」「下塗り・中塗り・上塗り」の工程が必要です。
- 足場設置費:10〜20万円
- 高圧洗浄費:1〜3万円
- 下地処理:3〜5万円(ひび割れや剥がれなどがある場合)
- 塗装費用:使用する塗料により異なる
足場設置や高圧洗浄といった下準備も含めると、塗料の費用以外にも様々なコストが発生します。施工の質が高いと耐久性が上がるため、手抜きのない施工業者を選ぶことが重要です。
5.外壁塗装を安くする方法

- 助成金制度の活用
自治体によっては、エコ塗装や省エネ対策の塗装に対して助成金を出している場合があります。 - 複数業者の見積もり比較
数社から見積もりを取ることで、価格の相場感がつかめ、適正な価格で施工してもらえる業者が見つかりやすくなります。 - オフシーズンの利用
外壁塗装は春と秋が繁忙期です。閑散期の冬や夏に依頼すると割引を受けられることもあります。
まとめ
外壁塗装の相場は建物の大きさや塗料によって大きく変わりますが、一般的には30坪の家で80〜150万円が目安です。耐久性や環境性能なども考慮して、自分のニーズに合った塗料と信頼できる施工業者を選ぶことが大切です。

